パネットーネやパンドーロと並んで、クリスマス期間中に食べられることが多い、「トッローネ」というお菓子をご存じでしょうか。

卵白、はちみつ、砂糖に、炒ったナッツやドライフルーツを混ぜ合わせた、ヌガーのような食べ物で、チョコレートでコーティングされているものもあります。ヌガーというと、粘りつくような食感が特徴的ですが、トッローネは「歯にくっついて取れない!」ということは、まずありません。

「トッローネ」という名前は、「炒る」という意味のラテン語「トッレーレ (torrere)」に由来しています。

大きなひとかたまりで売られていることが多いですが、小さく切り分けて売られていることもあります。

イタリア語では、名詞の後ろに ”-ino” をつけると、その名詞に「小さな」という意味を加えることができ、小さく切り分けたトッローネは、「トッロンチーノ (torroncino) )」と呼ばれます。

ちなみに、小さなパネットーネやパンドーロも売られていて、小さなパネットーネは「パネットンチーノ  (panettoncino) 」、小さなパンドーロは「パンドリーノ (pandorino)」といいます。

クリスマス市には、いろいろな種類のトッローネがならびますので、露店をまわって試食しながら、お気に入りを探すのが楽しいです。

市販されているものでは、Flamigni [フラミーニ]というお菓子メーカーのトッロンチーニ (torroncini [“torroncino” の複数形])がおすすめです。