フェデリーコ・フェリーニの伝記の翻訳などで著名な押場先生が、日伊協会(東京, 青山)でちょっとディープなイタリア映画講座を開催します。隔月全3回の文化講座です。
今回取り上げる作品は、映画の商業化の先駆け『ローマ占領』(1905年),サイレント時代の『カビリア』(1914年),トーキー時代の『1860』(1934)と、映画前史ともいえる貴重で渋いもの。
20世紀初頭の黎明期を通して、イタリア映画の本質を知り、現代の映画や動画に通じるイタリアならでは映像文化の核心に触れることができるでしょう。
ちょうど恒例の「イタリア映画祭」が開催されるこの時期。映画ファンならずとも、イタリアに興味がある方には、彩あふれる文化の一端に触れる絶好の機会ではないかと思います。
日程は次の通り。
第1回 5/28 「最初のイタリア映画」
第2回 7/16 「ダヌンツィオの叙事詩」
第3回 9/24 「トーキー時代の歴史巨篇」
以上の3回。
ご興味のある方は、下記、日伊協会公式ホームページから。