夏本番ですね!みなさま、元気にお過ごしですか?
連日30度を超える暑さ。湿度も80度を軽くオーバー。
土用の丑の日も過ぎ、暑さのせいでうなぎを食べそびれ、
うっかりしていると夏バテに突入、、、
などとならぬよう気をつけたいものです。
そんな季節に食欲も回復させてくれる、ぴったりのワインとなれば、
爽快で喉越しスッキリの白スパークリングはいかがでしょうか?
今回特におすすめは、イタリアの泡の代表といっても過言でないProseccoです。
Proseccoとはそもそもブドウの品種名。ヴェネト州のトレヴィーゾ辺りのブドウです。
ところがDOCに昇格したとき(一部はDOCGに上がったものも)、
「DOC名とブドウ品種名が同じではいけない」というワイン法上の問題が起きて、
すでにイタリア中に知られたProseccoを「ワイン名」として残し、
Proseccoと呼ばれていたブドウ名を「グレーラ」と言い換えて現在に至る、、、
という、チョイややこしいワインですが、その旨さは折り紙付き!
シャルマ方式という巨大ステンレスタンクで仕込むため、味に雑味がなく、
ほのかな蜂蜜感が残る「フレッシュ&フルーティー」なスパークリングに仕上がります。
同じ泡でも、例えば、シャンパンやカヴァなどは瓶内二次発酵とも言われる製法で、
白ワインを瓶詰めする時に酵母と糖分を追加してガスを発生させます。
すると酵母のせいでパンのような香りが残り、まったりした辛口になります。
これはこれで旨いのですが、「フレッシュ&フルーティー」さは弱いかな、と。
日本の夏、これは一種の「蒸し風呂地獄」状態です。
その過酷な日中に一服の涼を感じたいならば、
「フレッシュ&フルーティー」のProsecco推し、でございます。